経済委員会の視察

びぜんちゃん

2014年05月24日 09:39

 19,20日は、経済建設常任委員会で、福島県と栃木県のそれぞれの施設を
見学研修しました。

 まず、19日は、福島県の水とLEDの光によって野菜を水耕栽培している「キミドリ」という会社です。
福島県の川内町は、原発から21キロの距離にあり、避難区域に指定された地域です。

現在も村に戻ってきている村民は、約半数。そのほとんどは、仕事がない、生活が不安ということです。

そこで、空気汚染の影響も全く受けず、水と光だけで光合成を作り葉物野菜の栽培ができる会社を、村と総合食品会社が共同出資で作りました。

この会社が「キミドリ」です。

中に入ってびっくりしたのは、全く外部と遮断された中で、LEDの光だけが、青と赤で光っていて、野菜を育てていること。

季節にも気温にも左右されない、新しい形の野菜栽培です。

震災と、その影響を受けた自治体は、その後、どのように生活を復旧させるか考えています。

生活と雇用、それを考えた一つの取り組みでした。

翌日は、栃木県鹿沼市の町の駅を視察しました。

ここは、町の中心に作られた町の駅で、住民がここを活用してイベントやコンサートを行っています。PRの仕方がうまく、あらゆる媒体を利用し、宣伝をしています。

それが効果を発揮しているようです。

 玉村では、来年4月に道の駅をオープンさせますが、住民の意見を反映させられるような取り組みを、求めていきたいと思っています。


後ろの部屋で、野菜を栽培しています。








途中、あぶくま洞を見学。鍾乳洞は、永い歴史を一瞬にしてみることができる遺産です。






あなたにおススメの記事