処理場周辺対策会議が開催
昨晩は、上之手公民館にて、処理場周辺対策会議が開催されました。
参加者は、上之手住民と、県の職員、町の職員。
この会議は、毎年、11月に上之手区が主催となって開催されている会議で、処理場の現状や環境について
県からの報告を受け、それについて様々な意見交換を行っています。
昨晩も、様々な質問が出ました。質問の内容は次の通りです。
1、昭和52年に開始となった時には、条件として、処理場の上に公園を造るということになっているはずだが・・・。
答) 現在は、1~3系列の耐震工事を進めている。それが終了するのに、10年かかる。その後の検討になる。
2、不明水の調査をしているとのことだが、不明水が入ってくると問題があるのか?また、不明水とは何か?
答) 処理場に入ってくるのは、家庭で使う生活排水のみとしている。それ以外の雨水などが入ってくると
容量を超えてしまう。
3、例えば、大洪水が起こった場合、処理場で処理できずにあふれてしまうことはないのか?
答) 現在は5系列で25万トンを処理できる。しかし、現在は一日15万トン程を処理している。
処理場では、48万トンを処理できる。それ以上の水害というのは、今だ経験がない。現在は、37万人が接続している。
4、本下水工事が終わっているにも関わらず、接続をしていない家がある。それに対して行政から催促できないのか?
答) トイレがくみ取りの場合は、法律で下水に接続をしなくてはならないとあるが、浄化槽を使っている場合は、
その規定がない。公共枡は行政が工事をするが、個人宅の枡への接続は、個人の負担になるため、
費用が掛かるなどの理由で接続していない場合もある。負担は、1㎡で240円の負担。
5、現在は、汚泥は何に使われているのか?
答) 4割がセメントに、6割が肥料になっている。
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