躾 (しつけ)
昨日からの台風の影響を心配していたが、
今朝になったらすっきり晴れ上がった。
朝食を済ませ、急いで、学校の通学路の旗振りに向かう。
暑い日が続いていて、その中で運動会の練習をしているため、
どの子供も、みな、水筒を持って登校している。
しかし、子供が少なくなった。本当に少ない。
自宅に戻り、朝食の片付けと、掃除をすませる。
身の回りをいつも整理して、綺麗にするように。
と娘に言い聞かせるが、机の上には消しゴムのカスが
散らばっているし、本は積んだままになっている。
整理する習慣がつけば、どこに何をしまったか、一目瞭然なのだから。
自分の靴をそろえるように。これも、私がいつも言い続けていること。
こんな些細なことだけど、私は子供の頃から、父に言われ続けた。
私が子供の頃、学校から帰ってくると、靴を蹴って上がったもので、
それを見た父に、玄関まで呼び戻されたのを覚えている。
その情景が今でもはっきり思い出され、躾の大切さを実感する。
父はお箸の使い方にもうるさかった。
そのおかげで、周囲の人の箸の使い方にも自然と目がいくが、
優雅にお箸を使って食事をしている人は、やっぱり、美しい。
顔やスタイルが美しいなら、なお素晴らしいが、身のこなしが
美しい、そんな女性になりたいなぁ、といつも感じている。
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