2012年04月24日
日本人の心
今日は、前橋で「茶の湯が育んだ日本人の心」と題した
矢野夏子教授(創造学園大学)の講演を聴く事ができました。
その中で、茶の湯が育んだ日本人の心とは、
「不完全の中に美を見いだすこと」だと。
桜が満開の時に、そこに美を見いだすのでもなく、
月が満月の時に、そこに美を見いだすのでもなく、
ごく自然にどこにでもある四季や、
季節や日常の中に美を見いだしてきたことであると。
それが、わび、さびであり、
美意識に発展していくものである、と。
茶室に入るときには、武士は刀を抜いて入り、
戦国の時代であっても、そこは、位や階級を忘れ
茶だけを頂く、瞑想に近い場所であったのでしょう。
そんな話を聞きながら、豊臣秀吉と千利休の関係は
どうであったのか、と、ふと、思い巡らしていました。
素敵な講演をお聴きすることができ、感激でした。

お着物が素敵な先生です
矢野夏子教授(創造学園大学)の講演を聴く事ができました。

その中で、茶の湯が育んだ日本人の心とは、
「不完全の中に美を見いだすこと」だと。
桜が満開の時に、そこに美を見いだすのでもなく、
月が満月の時に、そこに美を見いだすのでもなく、

ごく自然にどこにでもある四季や、
季節や日常の中に美を見いだしてきたことであると。

それが、わび、さびであり、
美意識に発展していくものである、と。
茶室に入るときには、武士は刀を抜いて入り、
戦国の時代であっても、そこは、位や階級を忘れ
茶だけを頂く、瞑想に近い場所であったのでしょう。
そんな話を聞きながら、豊臣秀吉と千利休の関係は
どうであったのか、と、ふと、思い巡らしていました。
素敵な講演をお聴きすることができ、感激でした。

お着物が素敵な先生です
Posted by びぜんちゃん at 20:20│Comments(0)
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